ロットゥーはハイエースのような3列シートのバンなのでお客は7人くらい乗る

私の隣には今時なタイのギャル(多分中高生くらい)が座り、お菓子を食べながらi Podをピコピコやっている

その隣には親子連れ、男の子がぎゃんぎゃん駄々をこねてて超うるさい微笑ましい

後ろの列には無言のタイ人青年が3人

こういう移動中の車内では、行きずりの旅人か、乗り合わせた村人と「どこから来たの?」なんて話から意気投合して仲良くなって…みたいな素敵な出会いがあるかしら…どきどき って期待したけど3秒で打ち砕けた


私はずっと持ってきた"地球の歩き方"を読んで暇をつぶした

エアコンがキンキンに効いていてカッパを着ても寒かった




サンクラブリーからおおよそ3時間くらい、無事にカンチャナブリーのバスターミナルに到着



まずは明日の移動手段を確認しておかなくちゃだわ

バスターミナルのインフォメーションを訪ねてみると窓口にドカっと座るヒゲづらの強面なおじさん


私「エクスキューズミー 明日アンパワーという町に行きたいんだけど」

おじさん「○番のバスでラーチャブリーに行け、ラーチャブリーで乗り換えてアンパワーだ」 

私「OK、OK、 センキュー ヒゲダンディー」 



なんだ、超楽勝 (ドヤ顔

実は、明日行きたい町アンパワーへの移動手段は何も調べていなかった(というか日本で調べてもイマイチ分からなかった)ので、まあ行けば何とかなるっしょ!と、とりあえずカンチャナブリーまで来てみたのだ

どうにもならなそうだったら、アンパワーは諦めておとなしくバンコクまで戻るつもりだった

長距離バスも予約やチケットを事前に買っておく必要は無さそうで、しかも30分おきに出ているみたいなので定員オーバーで乗れなくなる心配も無いみたい

どうやらこれはトントン拍子に事が進みそうなので、次の目的、今夜の宿を探しに行くことにした




目星をつけていたゲストハウスが何軒かあったんだけど、それはどこも想像とは違って(えーこんなとこ?)って感じだった。

やっぱり現地で自分の目で見て選ぶのが1番だ

普通に旅行を楽しんでいる私の友人たちは、宿は決めずに行くって言うと、え?不安じゃない?とみんな言うけど、HPやガイドブックの写真で見ただけで予約しちゃうほうがよっぽど博打だと思うんだけど...

トリップアドバイザーとかはいいと思う 投稿者の写真に嘘はないし口コミが多いところはやっぱりそれなりだし




でもね、今回は宿を決めるにあたってひとつ重要なことがあるんだ

それは「部屋から釣りができる」こと

日本に居るとき私は考えた 

釣りをしたいけど、夜ひとりで水辺に行くなんて危なすぎる...どんな人間がいるか分からないし野犬は間違いなく寄ってくるだろう



そして私は閃いた!



部屋から釣りできるところに泊まればよくね? やべ、私まじ天才じゃん 



だから今夜の宿は慎重に、部屋に居ながらにして釣りが出来る宿を選ばなければいけないのである


超面倒くさがりの私も、ここはちゃんと即決せずにお部屋を拝見して回ってみないと後悔するハメになりそうだ



カンチャナブリーは世界のバックパッカーが集まる町で、町の真ん中にゲストハウス街がある 

何軒もゲストハウスがあるので全部見て回るのは大変そうだから、そこは勘で適当に入ってみる


「エクスキューズミー Do u have a フローティングハーウス?」
「I want stay リバーサイドルゥーーーッム!」

と、片言で叫びながら1軒1軒訪ねる

英語は超テキトーだがこんなもんでだいたいは通用する


《以下、旅の記録用に》
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1軒目 シュガーケーンⅠ (Suger CaneGuest HouseⅠ)
コテージ型の部屋、フロントサイドは150Bくらいで安いがリバーサイドになると300B~になる
部屋はまあ普通の安宿って感じ。温水シャワー&AC付き
普通に泊まるなら問題ないけど部屋の外に出ないと釣りはできないし水が死んでる 

2軒目 タマリンドゲストハウス (Tamarind Guest House)
なぜか全く印象に残ってないwwww多分ボツにした理由は釣りにならないとかだった気がする...

3軒目 ポン・ペン (PongPhen Guest House)
めっちゃ綺麗なリゾートゲストハウス!残念ながらラフトタイプじゃないので釣りが出来ない、惜しい!でも普通に泊まりたいwwww値段は相応に高いけど...

4軒目 ノーブルナイト (Noble Night Guest House)
ポンペンほどじゃないけどリゾート感がある!プールついてるし(どうせ入らないけど)バーもある。ラフトハウス、しかもバルコニーから釣りが出来るタイプの部屋、ここいいかもしれない!値段はちょっと高いなぁ...

5軒目 サムズハウス (Sam’s House Guest House)
入ったそばからこれは釣りするとこじゃないね、つって退散した。なんかジャングルの中にコテージが生えてるwwww

6軒目 ブルー・スター (Blue Star Guest House)
実は事前情報で1番期待していた宿。しかし水上コテージとは名ばかりで、確かに川の岸辺に建ってるんだけど、蓮みたいな植物が鬱蒼と生い茂っていて、水面見えないんですけど...って状態だったwwww値段はまあまあだけど雰囲気もそんなに魅力的じゃない

(ゲストハウスはこれが全てではなくもっと沢山ある)
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あっちを覗きこっちを覗き…悩みながら通りを1往復して、結局4軒目のノーブルナイトゲストハウスに泊まることにした

お値段は1泊500B 
最初600Bって言われたのに安くなった イエーイ

水辺という条件が無ければ150B出せばそれなりな個室に泊まれる事を考えると、なかなか高くついた

日本円にすれば1,500円程度だけど

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通りからの入り口はこんな感じ


(ここから急に夜の写真ですまん)
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日中は白人が酔っ払ってヤッホーしていたプール

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階段を降りるとリバーサイドへ。私の部屋がある

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相当疲れていたのか分からないけど、どうもこの日は写真が少ないのと、撮ってたとしてもかなり雑だwwwwww

あの日の私は何を考えていたのか...全然分からないwwww すまんwwwww




ここからは昼のうちに撮った私のお部屋
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こんな感じでバルコニーから釣りが出来そうなのだ 

ちなみにここは共有スペースで、隣に2つ部屋があるのだけどこの日は誰も泊まっていなかったので貸切状態だった  やっほー


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クウェー・ヤイ川の畔

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寝室はこんな感じ。微妙なセンスのベッド。てかだっさwwwww


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シャワールーム。写真で見るとあんまり綺麗じゃないけど清潔だ。お湯の温度も勢いも十分だった


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ほっと一息のハミガキ



荷物を置いてようやく身軽になったので、町にお出かけする事にした 

そんなに大きな街ではないけれどそこそこ広いのでレンタサイクルで移動することに 

自転車なら野犬に追いかけられても逃げられる(とにかく犬が怖くてたまらないのだww)

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ゲストハウス通りにあるレンタサイクル屋 

値段は相場だったしデポジットも取られず良心的な店だった

その代わり借りたママチャリはペダルがひん曲がっていてくっっそ漕ぎ辛かったけどなwwwww

変えてもらおうかと思ったけど面倒だったのでそのまま乗ってった



まず目指すのはカンチャナブリーの駅
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駅に何をしに来たかというと、今回はタイから鉄道でマレーシアに入ろうと思っていて、バンコクのファランポーン駅からマレーシアのバタワース行きの寝台車の切符を買っておきたかったのだ

数日前に買っておかないと、売り切れになる可能性があるらしいのでどうしても購入しておきたかった

タイ国鉄の切符は国内の主要駅であればどこでも買うことができる 

なので私はカンチャナブリーに寄った際、あらかじめ購入しようと考えていた

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カンチャナブリー駅の時刻表


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タイ人の乗客はほとんど居なく、バックパッカーばかりだった


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駅構外から線路を見た様子。 

ベンチに裸足のホームレスのおじさんが座っていて、煙草を一本くれないか…とタイ語で話しかけてきた


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トイレは国際的な水洗トイレだ

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電話ボックス?


チケットを無事購入したので今日の任務は完了!あとは好きなようにカンチャナブリーの街を散策しよう 


あ、そうだ釣り具屋さんで今晩のミミズを買わなくちゃ 今晩のおかずみたいな

シゲさんに教えて貰ったメインストリート沿いの釣り具屋を探す

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あ、あった。


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こぢんまりとした釣り具屋さんだけど中には竿とかリール、ルアーなんかもちゃんと売ってた 

店番の子供たちに「イープンイープン」と冷やかされながらミミズを買って店を出た





もうそろそろ夕方になる

チリンチリーンとゴキゲンでサイクリング

そういえば、タイって自転車に乗ってる人が少ない。どうしてなんだろう?
いくら理由を考えても思いつかない(誰か知ってる人がいたら教えて下さい)

 

そしてようやく来たかったクウェー鉄橋へ
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クウェー鉄橋を列車が通過するときはみんな橋の両脇に非難する
私が橋を渡っている時ちょうど警笛が聞こえてきたので、そのまま列車が来るのを待った



凄くない?この距離感ww

思っていたよりスレスレで通過する列車は迫力満点だった 

徐行してはいるけど、轢かれる人が出ないのが不思議なくらい

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夕方以降はライトアップされてとっても綺麗

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私の愛車、ペダルの壊れた赤いママチャリ号


昼間は観光客向けの露店で賑わっている広場だけど、日が沈む頃になるとこのあたりはほとんど店じまいのようだ

そのかわり、日中は何も無かったメインストリート沿いの広場やバスターミナルに何軒も屋台が立って、街の住人も旅人も入り混じって屋台メシを食っていた 

広場の真ん中では小さな女の子がギターを弾きながら歌を唄っていた

何の歌かは分からなかったけれど、持っていた小銭を少し缶の中に入れた

物乞いに施しはあげないけれど、彼女はちゃんと歌を唄っていたから

あこよりずっと小さい女の子





私はカオレムで毎日たらふく食いすぎたせいか、夜になってもお腹が空かず、コンビニでビールを買って宿に戻ることにした 

ゲストハウス通りは白人バックパッカーが多くて、あちらこちらにバーで酒を飲む人がいる

通りの端にセブンイレブンがあって、店内は買い出しにきた外国人でごった返していた

脇道を覗くと野犬が数頭…野犬はどの路地にもいた

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ゲストハウス通りはレストランやバーがあって遅くまで賑やかだが少し外れると閑散としている



宿に戻ると、昼間プールサイドでくつろいでいた白人の若者たちが、バーでパーリィーピーポーしていた

絡まれないように私は空気になりきってバーを通過wwww
ちょっと高めの宿をとるとこういう旅行客が多いのがネックだ...

酔っ払ったパーリィーピーポーに流暢な英語ではやし立てられるのが一番苦手...みんなどうせ言ってることはHEY!ワッツァ!そこの嬢ちゃんテキーラ飲もうぜ!みたいなことだろwwwww

こちとら今からお魚釣るんでぃこのすっとこどっこい!

と心の中で言い放ってすたすた部屋へ...

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カニカマをビールのつまみに...そんで餌にもなる 最高

ビールの後ろにあるのは昼間釣り具屋さんで調達したミミズ



ビール飲みながら釣り糸を垂らしてボーッとする

時折ククッと当たってドキッとして竿を構える

ぷはぁ~~~~!たまらん!愉しい!!



・・・・・てかこれ、昨日までの生活と変わってなくね??wwwwww

そしてたいして珍しいお魚も釣れずに夜は更けてゆくのでした.... ちゃんちゃん


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クチボソのような謎の魚がたくさん釣れる

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これはレッドフィンバルブかな 




結局カンチャナブリーの街ではクウェー鉄橋しか行かなかったけれど、思った通り雰囲気は良い感じの街だった 

郊外にも観光スポットがいくつかあるみたいだから、いつかまたこの街に来て何泊かゆっくり滞在したいなと思った



明日はアンパワー水上マーケットを目指します

to be continued..