2014年、春。
わたしは初めて渓流で釣りをした。
わたしはサクラマスが釣りたくて2014年5月に九頭竜川にお邪魔していたのです。九頭竜川のサクラマスは5月いっぱいで禁漁期間に入ってしまうのでラストチャンスだったのですが、状況は芳しくなく…。雪しろが入って水温が急低下した本流はめっきり魚っ気が無かったのです。(シーバスが1匹釣れたのでそれは後ほどおまけで記事にしますね。)
迎えた最終日、せっかく来たし今年はサクラは諦めて渓流で魚釣って行くかい?と提案を受けて、わたしは渓流に連れて行ってもらうことにしたのです。はじめての渓流にわくわく。
いつも九頭竜川をガイドしてくれる田行さんと小林さんのあとにくっついて、ヨチヨチと遡行します。遡行と言っても、今回は装備がウエーダーなのであまり深みには行かないよう、ちょっと道路から渓に降りて釣りをして、大きな淵や水量が多い場所があったら巻いて…という感じの"ちょこっと渓流体験"くらいの釣りをさせて貰いました。
わたしはそれまで渓流の釣りに興味を持ったこともほとんど無くて、渓流に入るのも全くの初めてでした。子供の頃に田舎のじいちゃんちの裏の川で遊んだ記憶があるのと、実家の近くの川でぶどう虫をつけてウグイを釣って遊んでたら巨大アブの猛攻に遭って泣きをみた思い出くらいなもんで、本当に未知との遭遇気分。
そもそも渓流って狭いし岩とか草だらけだし、キャストも難しいんだろうし、こんな浅くて流れが速いところでどうやってルアー動かすわけ?わたしにゃ無理無理!ぐらいに思っていたのです。
だから田行さんと小林さんに、歩き方、立ち位置、魚が着いている場所、ルアーの動かし方まで1から教えて貰いながら、見よう見まねでやってみました。
最初は、慣れないぺにゃんぺにゃんの渓流ロッドで、ちっちゃなちっちゃな渓流ミノーを投げるので、大暴投しまくりで岩にぶつけるわ草藪に引っ掛けるわで話にならなかったです(笑)
しばらくやって、ようやく3投に1投くらい狙ったポイントに落とせるようになってきました。
そしてついに、何か魚が掛かったのです!!
「うわ!なんか喰った…かも!!(汗)」
まるで初めて釣りをしたド初心者並みのへっぴり腰で、ひゅるひゅる〜っと巻いてみると…
初めて見るちっちゃな魚が釣れました!(ランディングはもちろん出来ず、小林さんがネットで掬ってくれました。笑)
ちっちゃな魚の正体はアマゴさんでした。宝石のようにキラキラして凄く綺麗!!
幼魚のうちは模様がはっきり出ていてとっても綺麗でしょ〜と小林さんが教えてくれました。本当に綺麗!感動しちゃいました。
田行さんもわたしの渓流初キャッチをとっても喜んでくれて、その様子を写真に撮ってくれました。
わたしの手も小林さんの腕も真っ赤です。5月だけど山の上にはまだ雪が残っていて九頭竜川の水温、めちゃめちゃ冷たいんです。
釣りを続行します。少し進んだところで、田行さんがひとつの落ち込みの奥を指さしながら息を潜めて「あそこにはきっと魚が着いているから投げてごらん。」と。
言われたところに投げてみると、さっきとは比べ物にならないくらい強烈なアタリが!!
竿がぐんにゃり曲がるから、何かデカイかもです〜(汗)とか言いながら慌てて巻いていたら、手前に来たところで田行さんと小林さんが同時に「で、でかいぞ!汗」とハモったのです。
(ひぇ〜っ!汗 でかいのー!?汗)
一気に緊張してしまってさっきにも増してへっぴり腰でヨタヨタ格闘して、何とか小林さんにネットインして貰い、手にしてみるとアマゴよりずーっと大きい。
なんじゃこりゃー!
なんと立派なイワナさんです!「こりゃ〜尺あるぞ!」と田行さんも小林さんも大笑い。わたしは初めて釣ったしその凄さもよく解らないんだけど、とにかくこの時期にしては出来過ぎサイズだわ、と聞いて大喜びでした。
ヤマメさんも釣れました。今思うと、アマゴとイワナとヤマメが一度に釣れるなんて、なんてラッキーなわたし!この時は何とも思っていなかったけれど(笑)この日は本当に恵まれていました。
にんまりドヤ顔ですっかり渓流釣り師気分ですな(笑)
沢山は釣れなかったけれど、初っ端からこんなラッキーな釣りが出来てしまったわたしは、この日一日ですっかり渓流の魅力にハマってしまったのです。それにロケーションが最高!もともと山登りも大好きなわたしは、山登り(川を遡行)しながら釣りも出来るなんてこんな幸せは無いじゃない!?と今更ながら大発見をしてしまったのです。
東京に帰ってから、まずは渓流釣りで気を付けなければいけない事を調べ、経験者に話を聞いたり、渓流で釣りをしている人のブログ等を読み漁ったり、関東の渓流ポイントを探してみたり、釣り仲間を誘って引き込んだり、布教活動に励んだ結果……2014年の夏は、そのほとんどを費やすほど渓流釣りにのめり込んでしまいました。(笑)その記事はいずれまとめて書こうと思っています。
今年も既にシーズンインしていますが、なにかと忙しくてまだ一度しか行けていないので、早くまた渓流遊びに行ける機会を楽しみにわくわくしています。
わたしは初めて渓流で釣りをした。
わたしはサクラマスが釣りたくて2014年5月に九頭竜川にお邪魔していたのです。九頭竜川のサクラマスは5月いっぱいで禁漁期間に入ってしまうのでラストチャンスだったのですが、状況は芳しくなく…。雪しろが入って水温が急低下した本流はめっきり魚っ気が無かったのです。(シーバスが1匹釣れたのでそれは後ほどおまけで記事にしますね。)
迎えた最終日、せっかく来たし今年はサクラは諦めて渓流で魚釣って行くかい?と提案を受けて、わたしは渓流に連れて行ってもらうことにしたのです。はじめての渓流にわくわく。
いつも九頭竜川をガイドしてくれる田行さんと小林さんのあとにくっついて、ヨチヨチと遡行します。遡行と言っても、今回は装備がウエーダーなのであまり深みには行かないよう、ちょっと道路から渓に降りて釣りをして、大きな淵や水量が多い場所があったら巻いて…という感じの"ちょこっと渓流体験"くらいの釣りをさせて貰いました。
わたしはそれまで渓流の釣りに興味を持ったこともほとんど無くて、渓流に入るのも全くの初めてでした。子供の頃に田舎のじいちゃんちの裏の川で遊んだ記憶があるのと、実家の近くの川でぶどう虫をつけてウグイを釣って遊んでたら巨大アブの猛攻に遭って泣きをみた思い出くらいなもんで、本当に未知との遭遇気分。
そもそも渓流って狭いし岩とか草だらけだし、キャストも難しいんだろうし、こんな浅くて流れが速いところでどうやってルアー動かすわけ?わたしにゃ無理無理!ぐらいに思っていたのです。
だから田行さんと小林さんに、歩き方、立ち位置、魚が着いている場所、ルアーの動かし方まで1から教えて貰いながら、見よう見まねでやってみました。
最初は、慣れないぺにゃんぺにゃんの渓流ロッドで、ちっちゃなちっちゃな渓流ミノーを投げるので、大暴投しまくりで岩にぶつけるわ草藪に引っ掛けるわで話にならなかったです(笑)
しばらくやって、ようやく3投に1投くらい狙ったポイントに落とせるようになってきました。
そしてついに、何か魚が掛かったのです!!
「うわ!なんか喰った…かも!!(汗)」
まるで初めて釣りをしたド初心者並みのへっぴり腰で、ひゅるひゅる〜っと巻いてみると…
初めて見るちっちゃな魚が釣れました!(ランディングはもちろん出来ず、小林さんがネットで掬ってくれました。笑)
ちっちゃな魚の正体はアマゴさんでした。宝石のようにキラキラして凄く綺麗!!
幼魚のうちは模様がはっきり出ていてとっても綺麗でしょ〜と小林さんが教えてくれました。本当に綺麗!感動しちゃいました。
田行さんもわたしの渓流初キャッチをとっても喜んでくれて、その様子を写真に撮ってくれました。
わたしの手も小林さんの腕も真っ赤です。5月だけど山の上にはまだ雪が残っていて九頭竜川の水温、めちゃめちゃ冷たいんです。
釣りを続行します。少し進んだところで、田行さんがひとつの落ち込みの奥を指さしながら息を潜めて「あそこにはきっと魚が着いているから投げてごらん。」と。
言われたところに投げてみると、さっきとは比べ物にならないくらい強烈なアタリが!!
竿がぐんにゃり曲がるから、何かデカイかもです〜(汗)とか言いながら慌てて巻いていたら、手前に来たところで田行さんと小林さんが同時に「で、でかいぞ!汗」とハモったのです。
(ひぇ〜っ!汗 でかいのー!?汗)
一気に緊張してしまってさっきにも増してへっぴり腰でヨタヨタ格闘して、何とか小林さんにネットインして貰い、手にしてみるとアマゴよりずーっと大きい。
なんじゃこりゃー!
なんと立派なイワナさんです!「こりゃ〜尺あるぞ!」と田行さんも小林さんも大笑い。わたしは初めて釣ったしその凄さもよく解らないんだけど、とにかくこの時期にしては出来過ぎサイズだわ、と聞いて大喜びでした。
ヤマメさんも釣れました。今思うと、アマゴとイワナとヤマメが一度に釣れるなんて、なんてラッキーなわたし!この時は何とも思っていなかったけれど(笑)この日は本当に恵まれていました。
にんまりドヤ顔ですっかり渓流釣り師気分ですな(笑)
沢山は釣れなかったけれど、初っ端からこんなラッキーな釣りが出来てしまったわたしは、この日一日ですっかり渓流の魅力にハマってしまったのです。それにロケーションが最高!もともと山登りも大好きなわたしは、山登り(川を遡行)しながら釣りも出来るなんてこんな幸せは無いじゃない!?と今更ながら大発見をしてしまったのです。
東京に帰ってから、まずは渓流釣りで気を付けなければいけない事を調べ、経験者に話を聞いたり、渓流で釣りをしている人のブログ等を読み漁ったり、関東の渓流ポイントを探してみたり、釣り仲間を誘って引き込んだり、布教活動に励んだ結果……2014年の夏は、そのほとんどを費やすほど渓流釣りにのめり込んでしまいました。(笑)その記事はいずれまとめて書こうと思っています。
今年も既にシーズンインしていますが、なにかと忙しくてまだ一度しか行けていないので、早くまた渓流遊びに行ける機会を楽しみにわくわくしています。
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